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遺品整理業者の選び方と費用相場 — 悪質業者を避ける5つのポイント

更新日: 2026/2/27読了: 12分

この記事のまとめ

  • 間取り別の費用相場は1R 3〜8万円から4LDK 20〜60万円
  • 遺品整理士の資格・廃棄物処理の許可を必ず確認する
  • 電話だけの見積もりや即日契約を迫る業者は避ける

はじめに

遺品整理を自分で行うのが難しい場合、専門業者に依頼するという選択肢があります。遠方に住んでいる、仕事で時間が取れない、遺品の量が多いなど、業者を利用する理由はさまざまです。

しかし、遺品整理業界は参入障壁が低く、残念ながら悪質な業者も存在します。大切な故人の遺品を安心して任せるために、業者選びのポイントと費用相場を押さえておきましょう。

遺品整理の基本的な進め方については「遺品整理の進め方」で詳しく解説しています。

業者に依頼すべきタイミング

以下のようなケースでは、業者への依頼を検討する価値があります。

費用相場(間取り別)

遺品整理の費用は、間取り(部屋の広さ)と物量によって大きく変わります。以下は一般的な相場です。

間取り費用相場作業人数の目安作業時間の目安
1R・1K3〜8万円1〜2名1〜3時間
1DK・1LDK5〜12万円2〜3名2〜4時間
2DK・2LDK9〜25万円3〜5名3〜6時間
3DK・3LDK15〜40万円4〜7名5〜8時間
4LDK以上20〜60万円5〜8名6〜10時間

上記はあくまで目安です。物量が多い場合、特殊清掃が必要な場合、搬出経路が狭い場合などは追加費用が発生します。

ポイント

複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」が基本です。最低でも2〜3社から見積もりを取り、内容と金額を比較しましょう。

業者選びの5つのポイント

ポイント1: 見積もりは必ず書面で受け取る

訪問見積もりを行い、作業内容・費用の内訳を書面で提示してくれる業者を選びましょう。見積書に記載すべき項目は以下のとおりです。

「電話だけで見積もりを出します」という業者は、当日に高額な追加請求をしてくるリスクがあります。

ポイント2: 遺品整理士の資格を確認する

「遺品整理士」は、一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する民間資格です。法的に必須の資格ではありませんが、遺品の取り扱いに関する知識と倫理を学んだ証明になります。

遺品整理士が在籍しているかどうかは、業者のホームページや見積もり時に確認できます。

ポイント3: 追加料金の条件を事前に確認する

見積もり金額に含まれる範囲と、追加料金が発生するケースを事前に確認しておくことが重要です。

追加料金が発生しやすい項目:

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ポイント4: 口コミ・実績を確認する

インターネット上の口コミだけでなく、以下の情報も参考にしましょう。

ポイント5: 廃棄物処理の許可を確認する

遺品整理で出る不用品を運搬・処分するには、「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。許可を持っていない業者が廃棄物を不法投棄するトラブルも報告されています。

許可番号は業者のホームページや見積書で確認できます。業者自身が許可を持っていない場合は、許可を持つ業者に委託しているかを確認しましょう。

悪質業者の手口と特徴

以下のような特徴がある業者には注意が必要です。

悪質業者の特徴具体的な手口
電話だけで見積もり現地を見ずに安い金額を提示し、当日に高額請求する
即日契約を迫る「今日決めてくれれば割引」と考える時間を与えない
見積書を出さない口頭の説明だけで契約させ、後から金額を変える
不用品の不法投棄処分費を安くするために山林や空き地に不法投棄する
貴重品の無断持ち出し仕分け中に金品やブランド品を無断で持ち出す
注意

「見積もり無料・即日対応」を強調する業者がすべて悪質ではありませんが、見積もりを書面で出さない、契約を急がせるなどの行動があれば注意してください。不審に感じたら、地域の消費生活センター(全国共通番号: 188)に相談しましょう。

契約前に確認すべきこと

業者と契約を結ぶ前に、以下の事項を書面で確認しましょう。

当日の立ち会いについて

作業当日は、可能な限り立ち会うことをおすすめします。立ち会いの主な目的は以下のとおりです。

遠方で立ち会えない場合は、処分してはいけないものをリストにして事前に業者に渡しておきましょう。作業中の写真撮影を依頼できる業者もあります。

買取サービスの活用

多くの遺品整理業者は、価値のある遺品の買取サービスも提供しています。買取対象になりやすいものには以下があります。

買取金額を遺品整理の費用と相殺できる場合もあるため、見積もり時に買取サービスの有無と対象品目を確認しておくとよいでしょう。

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まとめ

遺品整理業者の選び方のポイントは、「見積もりの書面化」「資格・許可の確認」「追加料金の事前確認」「口コミ・実績の調査」「廃棄物処理の許可確認」の5つです。相見積もりを取って比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。

遺品整理の基本的な進め方や自分で行う場合の手順は「遺品整理の進め方」を、仏壇・位牌の処分については「位牌・仏壇の供養と処分方法」をご覧ください。

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